- 皆さま、今年も残り2週ちょっとになりました。毎年この時期に思いますが1年はあっという間ですね。
- ところで、今年のドックや健診は受けられましたか?今年度(3月末)までに予定されている方もいらっしゃるかもしれません。そして、お手元に届いた健診結果はきちんとご覧になっていますでしょうか?
- 健診/検診の結果で「要再検査」や「要精密検査」とコメントがついてきます。
- 再検査は異常な数値が検知され、もう一度確認が必要な際に出される通知です。多くの場合は血液検査での異常がわずかであった場合や病的なものの可能性は低いものの念の為の再検査が必要な場合です。
- 精密検査は検出された異常値が比較的明らかなものや、レントゲンや心電図で異常所見を認める際に具体的にどのような原因疾患によって引き起こされているのか、あるいは治療が必要なのか確認するための検査です。検査内容は見つかった異常によって異なりますが、血液検査や超音波検査、あるいはCTやMRIなど行っていきます。
- いすれの場合も緊急性はない場合が多いですが、何カ月も放置してしまうと、ついつい忘れてしまうことも多く、翌年の健診で悪化していることがあります。できれば、「今年の事は今年のうちに」解決あるいか方向性は決めれるよう早い受診をオススメします。再検査や精密検査は健診を受けた医療機関でも、近所のクリニックでもどこでも保険診療にて対応可能です。
- 血液・尿・レントゲン・心電図・腹部エコーでの異常 → 内科受診を。
- バリウム検査異常 → 内科(可能ならば消化器内科)受診を。
- 子宮頸がん検査や乳腺検査異常 → 婦人科・乳腺科受診を。
- 当院では健診結果からの要検査・要精査にできる限り速やかに対応致します。血液・尿検査であれば項目によりますが当日~3日程度で結果説明、CTやMRIは近隣の画像専門クリニック(土日も可能)で当日~数日以内で予約を取らせて頂き、その後1週以内に結果を当院にて説明致します。できれば、「今年の事は今年のうちに」あるいは「今年度の事は今年度のうちに」。お待ちしております。