皆さま、会社での健診やドック、あるいは市区町村での健診(港区健診は7月1日~)などご予定はありますでしょうか?病気の中には、発熱、腹痛などのように、症状がはっきり表れる病気もありますが、なんとなくだるさが続いている、体重が減少してきたなど、いつ始まったかわからないような、慢性的な症状の病気もあります。また、糖尿病、脂質異常症、高血圧のようにほとんど症状を感じない病気もあります。これら症状の無い、あるいは症状の目立たない病気を早期に発見するには無症状のうちから定期的な健康診断を受けることが大切です。自分自身のからだに向き合うことが予防の第一歩です。年1回定期的に健康診断を受診しましょう。また、それぞれの地域で配布される各種がん検診も積極的に受けましょう。
なお、港区健康診査・がん検診のご案内は下記をご覧ください。https://www.shirokanetakanawa-naika.com/minatokucheckup/
【健診受診~結果の扱いまでに意識したい心がけ】
- ①毎年欠かさず健診を受けましょう
- 1年に1回、定期的に健診を受け、自身の今を知り、自分にあった生活スタイルを構築しましょう。
- ②健診結果に必ず目を通してきちんと保管しましょう
- 結果がお手元に届いたら、後回しはせず、検査結果はすぐに読んでチェックして下さい。そして、健診結果は必ず保存しましょう。
- ③検査結果を受けとめて改善を目指しましょう
- 検査結果(数値)は、これまでの生活習慣の結果を示すものです。結果を受けとめ、食生活や運動習慣、休養、喫煙習慣など生活習慣の改善の目標を立てて速やかに実行しましょう。
- ④健診で気になることがあれば受診健診機関や、かかりつけ医に相談しましょう
- 検査項目などで不明な点があれば、健診当日でも、結果を受け取った後でも、医療機関に相談しましょう。
基準値の範囲内でも、年々数値が上がる(下がる)項目など、気になる点があれば迷わず相談しましょう。 - ⑤二次検査(再検査、精密検査)を恐れないで受診しましょう
- 「前々から指摘されているが体調はいいし、大丈夫だ」と思い込むのは危険です。自覚症状がなくても進行する病気もあります。念のため、速やかに二次検査を受診して、早めの診断(必要なら治療)を受けましょう。
- ⑥「異常なし」を過信せず、日ごろから体のチェックを行いましょう
- 健診結果で「特に異常なし」の結果だった方はもちろん素晴らしいことですし、安心されることでしょう。しかし、私たちのからだは1カ月、3カ月でも変化を生じます。それは高齢の方であれば尚更です。健診から長い月日が経過していなくても不安な症状があるようなら医師に相談しましょう。