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2022.05.09

5月病に要注意です!

 GW(ゴールデンウィーク)が終わりました。この時期に注意が必要なのが、「五月病」です。今年のGWは比較的長い期間だった方もいらっしゃると思いますが仕事再開に際して体調は問題ありませんか?この時期には、新入社員や人事異動などの環境の変化についていけず、想像と違う現実の生活に失望したり、人間関係のストレスがはっきりしたりして、知らぬ間に心身が疲れ易くなります。また、状況に適応しにくくなり、自信を失い、調子を崩したりします。

 症状としては、意欲低下や憂鬱感、疲れ易い、食欲不振、頭が重い感じ、不眠、めまい感、不安、イライラ感、などが見られます。そのままにしておくと、うつ状態になることもあります。不思議なことに、昇進や進学、家の新築など普通は喜ばしいと考えられることも誘因になるようです。

  • (5月病の予防策)
  • ①コミュニケーションを大切に。これが最重要です。
  •  コロナ禍ではありますが、同僚や同期、家族や友人などとのコミュニケーションの機会を大切にしましょう。対面でも電話でもSNSでもいいと思います。悩みを話すことで悩んでいるのは自分一人ではないことが解りますし、色々な有益な意見も聞くことができます。また、ストレス解消にも繋がります。また、新しい環境で働く人に対して上司や周囲の方は積極的に声をかけるなど、孤立させないような気軽に相談しやすい職場作りに努めてくれると周りや後輩らは助かります。
  • ②栄養バランスのとれた食事を。
  •  不規則な食生活や偏った食事内容は脳内の栄養不足を招き、結果的に感情をコントロールする神経伝達物質「セロトニン」の不足のきっかけになります。そのため、食事は一品で済ませるよりも、「主食・副菜・主菜」を組み合わせるように意識しましょう。できる限り、1日3食を目標に、また、夜遅い飲食にも注意しましょう。
  • ③質の良い睡眠を。
  •  睡眠は疲労回復に重要な役割を果たします。睡眠の質を上げるために、「起床・就寝の生活リズムを整える」、「夕食は寝る2時間前まで、入浴は1時間前までに済ませる」、「寝る前にテレビやパソコンを見ない」などの皆さまがご存じのことでしょうけれども是非もう一度意識していい生活習慣・生活リズムを身に付けましょう。
  • ④オフの日を充実させましょう。
  •  オフの日は自分の好きなことに時間を費やし、仕事のことは忘れましょう。運動はストレス解消法の1つです。ウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動でも、感情をコントロールする神経伝達物質「セロトニン」の分泌が促されます。引き続きテレワーク中心の方はon-offの区別がつきにくい状況になりますで、より注意が必要です。